2019/06/12(水)
⑤ 希望
カテゴリー:UTSUNO story
こんにちは!宇津野です^ ^
ついに始まった
病院実習✨
しかし、現実は厳しく
全く動かないマヒした手、に
とても現実を受け止めきれない🌀
孤独の淵にいる
Aさんでした・・・
しかし❗️❗️❗️❗️
ある日のことでした、
いつものように僕は
Aさんのリハビリの見学を
していました👨
今日も、マヒした手の👋
親指を動かす訓練・・・
全く動かなかった
指が・・・
本当に本当に
ほんーーのわずか‼️‼️
すこーしだけ
動いたんです!!😂
驚きでした!!
Aさんから
初めて笑顔が溢れました!!!
・・・でもね。
水を差すようですが、
冷たいですが、
冷静に考えてみてください✋
まだまだ何もできません。
当然ですよね?
親指が動いただけですから・・
「動いたけど、
まだまだじゃん?
ここからだよね。👨」
そんなことを考えていた僕は
全く、
患者さんの気持ちを
わかっていませんでした
そのリハビリの後、
Aさんのお部屋を除いてみると
Aさんは泣いていました…!!
正直驚きました。
これまで、
ろくに喋ったところも
見たことないのに
どうしたの?
っと思って、
『大丈夫ですか?👨』
と、話しかけてみると・・・
『オレは本当にバカだ』
と、返事を返してくれました・・。
リハビリで、
早く手を動かせるようになって
車椅子を自分で
こげるようになったら
階段から落ちで
自殺しようと思ってた。
そのためだけに、
毎日リハビリしてた。
なのに、いざ、
初めて動かせるようになったら
この手でどんなことが
出来るだろう?って
考えちゃう
希望を感じてしまう
もう仕事になんか
復帰できないのに
オレは本当にバカだ…
Aさんの言葉を聞いて、
僕はその場で泣き崩れました。
Aさんはそんな世界に1人でいたんだ。
何も分かってなかった。
何も、患者さんの悩みを受け取る
何て、これっぽっちも出来ていなかった。
そう痛感した瞬間でした。
治すための治療スキルと、
受け取るための
自分の立ち位置
これを確実なものにしよう‼️‼️
それが、僕が思う「プロ」だ!!
そう思い、
病院実習を終えました。
そして、
勉強の末、国家資格を取得し
晴れて!
作業療法士として
働く日を迎えるのでした、が…!!
6話に続く
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